大学生4年生の頭の中

人と自然との関わりのなかで持続可能な暮らしを考える、大学4年生のブログ。

生きる力をつける

 

 

僕が一次産業に興味をもった理由は、一人暮らしをした時に感じたことが影響しています。

 

自分が生きるためにどれくらいのお金と労力がかかるのかを知りたいと思い、「生きる力」をつけるために一人暮らしに始めました。

 

でも、実際に一人暮らしをしてみて感じたのは、全然自分の力で生きることのできない無力感だったんです。

 

スーパーやコンビニで食材を調達して、それを調理して食べればたしかに自炊力がつくけど、そもそも買ってきた食材がどうやって作られているのか、自分は知らなすぎるんじゃないか。

その恐怖感から、生産の現場を回るようになったんです。

 

もちろんすべてのことができるようになろうとは微塵も思っていません。でも、自分が食べているもの、着ている服、住んでいる家。暮らしに直結する衣食住に関して何もできないのは、人間として弱いなと思ったんです。

 

お金を払えば何でも買える時代だから、お金をもっていると何でもできると考えてしまいがちです。でも、お金を払って買っているものにはそれぞれ生産者がいて、その人が作ってくれるおかげで、暮らすことができる。

 言い換えると、お金に依存しすぎると何もできない人間になってしまう危険があるのではないでしょうか。少なくとも、お金ではなく他人のおかげで生活ができていることを自覚しておく必要があるはずです。

 

資本主義をベースにした分業制は効率が良いけど、生きるための根幹の部分まですべて他人に任せておくことには違和感があります。

 

自分自身の暮らしに対してもう少し関心をもって生きたい。

 

僕の人生の目標は、百姓になることです。

百姓とは、単に農家を指す言葉ではありません。百の生業をもつ暮らしのプロフェッショナルです。

 

自分なりのこだわりのある暮らしをつくること。そして、自分の生活に関することを、それなりに自分でできるようになりたい。できることを少しずつ増やしていって、生きる力を身につけたかっこいい人間になれたらいいなと思います。