大学4年生の頭

人間と自然との関わりを探す、一次産業志望の大学生ブログ。テーマはこれからの社会と生き方。

有機野菜だからおいしいの?

 

土佐ひかりCDMインターン2日目です。学び多き日々が続きそうですが、暑さとの戦いも深刻です。

 

今日のテーマは「有機農業」です。

そもそも有機農業って何なんでしょう。有機農業の推進に関する法律に、その定義が記載されていました。

 

第二条  この法律において「有機農業」とは、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業…

 

なるほど……。

わかったようでわからないこの曖昧な定義を紐解いていきましょう。

 

有機農業神話

 

なぜ僕が有機農業に疑問をもっているのかを最初にお話します。まず僕は、消費者の意識に違和感があります。

 

有機農業だからおいしい。有機農業だから安全。「有機」という言葉のもつイメージが先行しすぎて、結果として有機農業神話のようなものが存在しているような気がするんです。

 

たしかに、環境破壊が社会問題として意識されるようになった現代において、地球に優しい育て方を目指すことは農家の使命でもあると僕は思います。農業は生産するでなく、人と自然とのつながりをつくる役割も担うことができるからです。

自然と人間との関わりをつくる。 - 大学生4年生の頭の中

 

自然界の多様性

 

 しかし、有機農業だからおいしくて安全であるという論理は間違っていると思います。

 

僕も専門ではないので詳しい話はできません。ただ、土には無数の微生物や虫が存在していて、土壌の成分に至っては、ケイ素・アルミニウム・鉄・その他諸々の構成元素の組み合わせで変化します。

 

自然に任せることは、必ずしも良い結果を生むわけではないということを、まず認識する必要があるのではないでしょうか。

 

それらの土の栄養をコントロールするために農薬や肥料があるならば、むしろその方がおいしい作物が生産できると考えるのが自然です。

 

有機農業の重み

 

つまり、有機農業によって安全美味な作物を生産するには、相当な知識と経験の積み重ねが必要になる。それでも有機農業にこだわって生産されているから、価値が認められる。

 

結論としては、有機農家って本当にすごいよねと。そのこだわりを知った上で考えると、有機農業への価値観もまた変わる気がします。必ずしも安全美味が有機農業の魅力ではないのかもしれません。

 

農業って難しい……。

今日は以上です。明日も頑張ります。