大学生4年生の頭の中

人と自然との関わりのなかで持続可能な暮らしを考える、大学4年生のブログ。

一次産業は全部つながってる

 

まるで日記のようなブログになりそうですが、8月は毎日更新したいと思います。

今日から約1ヶ月、高知県にある土佐ひかりCDMさんのところでインターンをすることになりました。

 

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ニラの収穫。もっているのは雑草。

 

 この会社については、知識が深まってから随時伝えていきたいと思っていますが、今日お聞きしたお話のなかで印象に残っていることをひとつピックアップしてお話します。

 

産業を複合的に捉える

 

たとえば、耕作放棄地があったとします。この土地を耕作地に変えるためには、おそらくやる気で耕してどうにかなる問題ではない。

なぜなら、そもそも耕作放棄地になった理由が存在するはずなんです。

 

仮にそれが獣害が原因だとします。

獣害は電柵を張れば解決するでしょうか?

狩猟をすれば済む話でしょう?

手段としては有効でも、抜本的な対策にはならないはずです。 

なぜなら、獣害が問題となったそもそもの原因は解決しないからです。

 

つまり、山を整備する必要がある。

植林によって生態系が単一化し、餌の少ない状況を生み出している山の現状を変えないことには、問題は解決しないはずです。

 

針葉樹林は保水力がないため、水不足の問題も同時に引き起こしているでしょう。

川が枯れると、海にミネラルが注がれない。プランクトンが減って、魚が育つ海洋環境が崩れてしまいます。

 

正解を捉えることは正解じゃない

 

それでは、耕作放棄地の問題を解決するために必要なことは何でしょうか。 

 

「解決策はこれだ!」という何か一つのものがあるわけではない、ということは確かです。

 

だから、一方面からではなく多角的なアプローチが必要になってくる。

 

もともと日本の農村社会において、農家は農地の耕作地以外に山林の管理をしていました。

木を切り、薪を割って、田畑を潤すために川から水をひいてくる。農家によっては牛・鶏・山羊を飼育していました。

 

それらの活動が、所有権や分業制の概念によって分離してしまったことで、相互補完作用が機能しなくなってしまったのではないでしょうか。

 

最重要課題は教育にある

 

耕作放棄地への多角的なアプローチが必要であることは前述しましたが、そのなかでもとくに重要な要素は、教育だそうです。

 

僕自身まだ教育を受ける側の人間なので、その役割への意識が薄いかもしれません。

 

でも、何かの問題を解決するためには、その主体となる人間がいないことには何も始まらない。教育が根幹にあり、かつ観光などの人を取り入れる要素が大切になってくる。

 

田畑・酪農・養鶏・狩猟・林業・漁業・教育・観光。

 

これからの時代を生き抜くには、六次産業という言葉にとどまらず、産業を複合的に捉える広い視野をもつ人間にならなければならないのではないでしょうか。

 

 

さて、明日からは5時起きだそうで、引き続き気合を入れて勉強していきたいと思います。