旅の意義について考えてみた。
「どうしてそんなにあちこち行ってるの?」
そんな指摘を受けたので、旅を頻繁にする理由をまとめることにしました。
僕が旅をする理由。それは、実際に自分の目で見て、肌で感じることを大切にしたいからです。
今の時代、タブレット1つあれば何千キロも離れた場所で起きたことさえ情報としてすぐに手に入ります。
でも、タブレットのみを通して得た情報は、あくまで自分の世界の外側で起きたこととして認識してしまうような気がします。
去年の11月8日。
インドのモディ首相が演説で、1000ルピーと500ルピー通貨がその日から法的通貨でなくなることを発表。銀行の前に人が殺到し、大混乱が起きました。
Facebookでこのニュースが流れた時僕は、インド旅行中に頻繁に使っていたあの紙幣が、こんなにもあっさり貨幣としての価値を失ってしまうのかと、衝撃を受けました。
ガンジス川で身体を洗うインド人。
情報が流れてきた時に、どれくらい身近にその情報と接することができるか。
遠い世界で起きたことでも、自分の住む世界で起きたこととして感じられる人になりたいと思うんです。
これから先わらじを脱いでどこかに住むことになったとしても、その世界がすべてになるんでなくて、「ああ、あの人元気かな」とか時々思い出したりして。
自分が住んでいる場所以外でも、たとえどんなに文化や価値観が違うとしても自分と同じように暮らしを営む人がいることを知りながら生きることって素敵だと思います。
あり余る時間と体力に任せて、国内外問わずもう少し知らないところに足を運んでみたいなーと思うのです。
まあ、暇なだけなんですけどね。笑